私の天井席の概念がひっくり返った話
今回は現在開催中である嵐さんの20周年記念コンサートツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の12月8日公演に参戦してきた話をしたいと思います。
その時の座席がいわゆる天井席だったのですが、今回のコンサートで私の中の天井席の概念が180度変わったので、みなさんにも天井席の良さが伝われば良いなという思いを書いていきたいと思います。
細かい演出等のネタバレは一切書いていません。これから5×20に参戦する方が読んでも全く支障ありません。
天井席にあまり良いイメージを抱いていないジャニヲタにぜひ読んでほしいです。
長文ですがお付き合いください。
「あかん」
「天井や」
12月4日、当選した相方からデジチケQRコードのスクショと2件のメッセージが。
……
入場口:41ゲート
ヨンジュウイチゲート
あかーーーーーん!!!!!
(CV.宮◯大◯)
41ゲート!?
あの階段登って入場するあの41ゲート!?
あかんやつやん!
4年前くらいのワクワク学校で41ゲートから入ったことあるけど、後ろ5列くらいしかない席で双眼鏡が仕事放棄してたよ!?
オワタ\(^o^)/
一瞬そう思った。
でも。
あのFC200万人超の嵐さんのコンサートに当選するなんて、奇跡に等しい。
私の名義は5年間FCに入ってて1回も当選したことがない。今まで3回コンサートに参戦したが、全て相方と友人のおかげ。
まさに選ばれし者だけが手に入れることができる幻のチケット。
……贅沢言えない。
だって入れること自体が奇跡。嵐さんと同じ空間の酸素吸えるなんて、そんな肺まで幸せで満たされる機会滅多にない。
落ち着きを取り戻し、そんなニュアンスの言葉で相方に返信。でも、正直がっかり感が消化しきれていない自分がその時はいた。
ついに当日。
ここまで来たら最後列でもどんと来い!な気持ちで41ゲートから入場。チケット発券。
座席確認。
2階スタンド 3塁側 9通路 8列
お〜〜……
最後列ではない…てか結構前列では…!?
一安心していざ座席へ。
……
え、
ちょっと待って、
ステージほぼ真っ正面じゃん!!!!!
メンステ、センステ、ムビステ…全てのステージがほぼ視界の中央にある…
待って、
天井席って以外と神席じゃない?
だって
絶対ペンライト綺麗じゃん
4年前から導入された制御ペンライト。これは本当に圧巻。
過去参戦したコンサートのうち2回は、1階スタンド席でメンバーとの距離もそこそこ近い席だった。そのとき初めて制御されるペンライトを目の当たりにして思った。
「絶対天井席のほうがもっと綺麗に見える」
もちろんスタンド席でも十分綺麗に見える。が、視界に入る座席数はアリーナ全体と(席にもよるが)多くて1階スタンド席の3分の2くらい。見えない席がもちろん出てくる。無論、2階スタンド席は見えない席のほうが多い。 ※個人差があります
要するに、見える範囲が比較的狭い。
しかも嵐さんばかりに目がいくから絶対それよりも見えてない。
一方の2階スタンド席、
めっちゃ広範囲で見える
見渡す限り人、人、人。
すげぇ人。めっちゃ人。想像以上に人。
真下の1階スタンド席は全然見えないが、とにかくめっちゃ人が見える。
4日前までオワタ\(^o^)/とか思ってた自分を殴りたい。
何がオワタ\(^o^)/だ、コンサート始まってもいないのに。
こりゃあ、すげぇ席が当たったぞ…。
直感的にそう思った。
3時間に及ぶコンサートが終演。
結果:
天井席最高
銀テも落下物もファンサももらえない天井席。
チケット代の割に合わないレベルでメンバーとの距離を感じる天井席。
双眼鏡が仕事放棄する天井席。
そんな概念が私の中で180度変わった。
まず全体の演出が見やすい。
メンステ・センステ・花道をほぼ真上から見ている状態なわけだから、前を向いているだけで一挙に演出の全情報を得られる。これはめっちゃお得。
次にペンライト制御。
言わずもがな、圧倒的に天井席のほうが綺麗。マジで綺麗。これ絶対。
そして新たに分かったこと。
冷静にコンサートを楽しめる。
これ、結構大きな発見だったと思う。
過去のコンサート参戦を振り返ると、嵐さんとKAT-TUN、どちらもありがたいことに結構な良席で参戦している。
自分の記憶力皆無の脳ミソのせいでもあるけど、興奮しすぎて記憶飛んでる説が今のところ濃厚。というかほぼ原因はこれ。
天井席なら俯瞰で見れる。メンバーを確実にはっきりと肉眼では見えないことが分かってるから、あ、あそこにいるなぁ、程度の気持ちで見れる。
でも、わちゃわちゃが全てモニターに映し出される保障はないから、見逃してるものもたくさんあったと思う。あの2人なんかやってんなぁ、くらいにしか見えない。
それはもう仕方がない。見つけられたらラッキーくらいの、隠れミッ◯ー的な感じ。それもまた楽しみだと私は思う。
グループによって演出は様々。ペンライト制御を全グループでやっているわけではないから、天井席の楽しみ方・感じ方は、グループの数だけ、ファンの数だけある。
天井席に割り振られたファン全員が、開き直ってよし楽しもう!ってなるかと言われるとそうじゃないと思う。
せっかく当たったのになんでこんな席なの?
とか。
銀テ欲しかった
とか。
ファンサ欲しかった
とか。
絶対誰でも何かしら小さな不平不満は持っているはず。私だってそうだった。
でも、メンバーは絶っっっ対天井席を見捨てない。ちゃんと声を掛けてくれるし、手も大きく振ってくれる。
それに天井席も楽しめるような演出を作ってくれているはず。それをその場で見つけられるのは私たちだけ。
天井席も場所によって演出の見え方は様々だけど、絶対にその席だけから見えるもの・楽しめるものがある。
と、今回のコンサートで気付かされた。
長々と書いてきましたが、あくまで私の主観です。ジャニヲタの一意見として流し読みしていただいて構いません。
ですが最後に、全ジャニヲタに伝えたい。
天井席も悪くないぞ。
9年間嵐一筋だった女がKAT-TUNに堕ちた話
自分のヲタク遍歴を簡潔に振り返ると共に、KAT-TUNと出会ってより一層人生が楽しくなりツイートするにも字数があまりに足りないので筆をとる運びとなりました。
お付き合いください。
序章,嵐さん(というより自担)との出会い
私が小学生の頃、嵐さんがデビュー10周年を迎えました。メディア露出が増えたことで、お年頃の周りの友達は突然嵐さんに夢中になっていきました。
ついに私は話についていけず危機感を抱き、話題作りのためにベストアルバム「5×10」を聴くことにしました。
「んなッッッ!?!?なんだこれは……!?」
私が衝撃を受けたのは楽曲…ではなく、ブックレットの写真でした。
TVで観る彼は真面目で秀才キャラの慶應ボーイ……。
なのに私の眼前に広がるイケメンはそんな真面目な慶應ボーイとは思えない(偏見)イケイケのチャラいポーズをしている……。
何この人…今までTVで観ていた姿は仮の姿?私はこの人の真の姿を観ていなかったということ?なにそれ…この人のことをもっと知りたい……
そう、後に私の人生を狂わす自担S.SAKURAI氏との出会いでした。私は世にも奇妙な「ブックレットの写真出」というヲタクと化したのです。
中学生になり、同担の相方と出会いました。毎年当落で一喜一憂し、シングル発売すれば通常盤と初回盤を交互に買って貸し借り、夏と冬に嵐会をお互いの家で開催、たまにお泊り、などなど楽しい嵐活(アラカツ)をしてきました。
そんな嵐一筋だった私が突如KAT-TUNに堕ちたのです。相方も驚いたことでしょう。
堕ちた現場は再始動一発目の記念すべきライブ「UNION」でした。
1,10ks!参戦
最終的に堕ちた現場はUNIONでしたが、実は充電期間前の10周年ライブ「10ks!」にも参戦していました。
高校のハイフンの友達から、充電期間前にライブがあるから一緒に行かないかとお誘いを受けたのです。嵐さん以外の現場は入ったことがなく、高校生の頃には単なるJヲタとなっていた私は一つ返事で参戦を決めました。
せっかく参戦するなら全力で楽しみたい。充電期間前、しかも10周年の記念すべきライブを非ヲタの私が参戦させていただくのだから失礼のないように…などと責任を感じながら、ベストアルバム「10ks!」を買い、当日まで聴き込むことにしました。
私ははちゃめちゃに後悔しました。参戦する前から後悔していました。
あまりKAT-TUNに触れてこなかった私でもなんとなく聴いたことがある、知ってる楽曲がたくさん。力強いサウンド。楽曲がどストライク。カッコいい、めちゃくちゃカッコいい。そしてエロい。ねぇ、なんで今まで聴こうとしなかったの私……
控えめに言って最高でした。楽曲聴いただけでこんなに心臓がバクバクして、当日は死ぬんじゃなかろうかと思いました。
当日、4連で参戦したのですが、公演中感極まって泣いたのは誘ってくれたハイフンとなぜか非ヲタの私でした。
あれ、私ハイフンだっけ?なんで泣いてんの私……
公演後の数日間はKAT-TUNのことでいっぱいでしたが、徐々に普段の生活に戻っていきました。というのも、この頃はまだ月5000円のお小遣いでやりくりする財力のないただの子供。アルバイトはしていませんでした。
もしKAT-TUNに堕ちたら嵐との二足の草鞋。やっていけるはずがない。お金がない。生活できない。自制しなければならない。
でも、彼らを応援したい。
いつか機会があったら…入れたらFCに入りたいな…と思いを馳せる程度に気持ちを抑え、私は大学生になり、彼らは充電期間に入りました。
2,充電完了
毎年我が家はTVの前でジャニーズと年を越します。ジャニーズがわちゃわちゃしている様子を見てヲタ活の願掛けをしています。
まさか、その願掛けが数分後に叶うとは思っていませんでした。
タイノッチの紹介とリアフェが流れた瞬間、断末魔のような叫び声をあげました。家族に叱責されましたがそれどころではない。
嘘でしょ…!?
彼らが…帰ってきた…!!1年8ヶ月ぶりに彼らが…ステージに…!!!
感極まり10ks!に誘ってくれたハイフンにLINEをしました。共に歓喜に満ち溢れ、私はここでも泣いていました。
あれ、私はハイフンなのか?なぜか我が子のことのように嬉しい……
興奮冷めやらぬうちに、シングル発売、イベント開催など再始動早々エンジンかかりまくりのKAT-TUN。そしてライブ「UNION」の開催発表。
しかしこの頃、私はまだFCに入っていませんでした。なんやかんやで忙しかったのです。完全にタイミングを逃しました。言い訳です。
あー、今から入会しても遅いよなぁ、などと後悔していると、あの子からお誘いが来たのです。
そう、ハイフンの友達。ここで再び登場です。
もう彼女も薄々(というかたぶん確実に)気づいていたのでしょう、私がKAT-TUNに堕ちかけていることに。そしてありがたいことに2人で参戦することになったのです。
当日のことはあまりよく覚えていません。
上田竜也が狂愛の歌をうたいながらバイクを乗り回してたことしか記憶にございません。
前記の10ks !の際もそうですが、私の脳ミソは興奮するとキャパオーバーを起こして内容を断片的にしか記憶してくれないのです。要するにポンコツです。
公演後、燃え尽きて灰のようになった私に友達は言いました。
お姉さん、FC入っちゃいなYO★
あれは彼女というよりジャニーさんからのお告げだったのではないかと思います。
給料が入って多少裕福になった私はKAT-TUNのFCに入会。その後、ライブツアー「CAST」に参戦し、公演後は自他共に認めるハイフンになっていました。
終章,二足の草鞋
結果的に、私は嵐とKAT-TUNの二足の草鞋を履くことになりました。
まだまだKAT-TUNのことは知らないことだらけで、調べれば調べるほど愛しさが増し増しになります。あー、好き。
なにより、KAT-TUNの沼に堕ちる機会をくれた友達に大きな声で感謝を述べたい。
ありがとーーーーーー!!!!!!
彼女がいなければ、私はここで筆をとることもなかったでしょう。ツイッターで新垢を作ることもなかったでしょう。
彼女は私の恩人兼女神様です。
人との出会いは、人との出会いから。ですね。
こんな拙い語彙力皆無の長文を読んでいただきありがとうございました。
これで私の年齢がなんとなくバレてしまうわけですがそんなことは忘れてください。
機会があれば、次回は嵐とKAT-TUNのライブについて熱く語りたいなと!思います!
とりあえず、
ヲタ活楽しーーーーー!!!!!